●人工知能が変える、SEO/音声の活用

B:暮らしと職場の風景を変えていく(個人の意思決定と情報社会)

●人工知能はSEOを一変させる―Googel RankBranを知らない対策が危険な理由 http://jp.techcrunch.com/2016/06/06/20160604artificial-intelligence-is-changing-seo-faster-than-you-think/
Googleのサイト評価アルゴリズム、RankBrainがSEOを変えた。ひとつのパターンで判断することはできなくなった。
RankBrainは実行される特定の環境ごとに自らの「正しい設定」を学習する。つまり「正しい設定」はサイトのジャンルごとに異なる、という運営方針を採用している。
だから、「分類エラーを防ぐためにはニッチを出るな」がひとつの指針になる。

では、数多くのジャンルの内容を含むサイトを運営している場合、どういうことになるだろう?
ジャンルごとに別のドメインに分割されていれば、RankBrainがそれぞれのドメインをそれぞれのジャンルの他のサイトと比較するのは容易になるのでお薦め。

●ご意見番に聞く、「良質なコンテンツが一番のSEO」って本当ですか? http://hrnabi.com/2016/05/31/11185/
「世の中の99%のサイトは、SEOなんて考えなくてもいいんじゃないでしょうか」。
「毎日数万ページ更新されるような大規模なサイトや、画像や音声がメインコンテンツになるような特殊なサイト以外は、小手先のSEO対策にいちいち反応しなくてもいい、あるいは、これから2~3年のうちには反応しなくてよくなるだろう」。
情報を1つずつ積み重ねることと、その情報をソーシャルなど検索以外の方法でも多く見てもらえるよう考えることに専念するのがいい」。

●UIガイドラインから学ぶライティングの基礎 http://www.yasuhisa.com/could/article/ui-design-writing/
言葉は大事なインターフェイス」。
「読み書きの能力に大きな差がある米国では、なるべる言葉を削ぐ傾向があります。一方、絵のように文字をスキミングができる日本語(中国語もそうですね)では、たくさんの文字を短時間で読解することができます」。
「それに甘えて、どうしても説明し過ぎてしまうことがありますが、「簡潔にする」という項目は重く受け止めておきたいところです。1, 2 文字でたくさんの情報を凝縮できる日本語だからこそ、よりシンプルに伝えることを考えるべきでしょう」。

●Accelerated Mobile Pages (AMP)とは何か?ニール・パテル氏による決定版ガイド。 http://www.seojapan.com/blog/the-definitive-guide-to-accelerated-mobile-pages-amp
読み込みに3秒以上かかるWebページの場合、およそ40%のユーザーが離脱してしまう」。
Accelerated Mobile Pages。そう、AMPと呼ばれる技術が注目されるようになった。
映画「マイ・インターン」でも衣料販売サイトで、表示スピード・ダウンから売上が目の前で落ちていくことに大騒ぎする場面がある。「10万ドルを一日で売り上げるオンライン・ショッピングサイトの場合、読み込みが1秒遅れることで、毎年250万ドルの損失となる可能性がある」。
(映画『マイ・インターン』オフィシャルサイト http://wwws.warnerbros.co.jp/myintern/
そればかりではない、表示速度が遅いと、そもそも検索結果上位に上げてもらえなくなる可能性すら出て来た。
「簡単に言えば、AMPに対応したページは(検索)上位に表示され、読み込み速度が速く、訪問者を顧客にコンバートしやすい」。

●Googleがモバイルフレンドリーとページスピードを同時にテストできるツールをローンチ。 http://www.seojapan.com/blog/google-launches-business-friendly-tool-tests-web-site-mobile-friendliness-page-speed
「このツールを使うことで、あなたのWebサイトがモバイルフレンドリーであるかを、また、デスクトップページとモバイルページの両方のスピードを、1つの場所で計測することができる」。


(サイト: Mobile Website Speed Testing Tool - Google https://testmysite.thinkwithgoogle.com/

●Facebook、「DeepText」を発表--ディープラーニングに基づくテキスト理解エンジン http://gigazine.net/news/20160602-deeptext-facebook/
ソーシャルネットワーク上に存在する膨大な量の非構造化データの意味を理解するためのエンジン、「DeepText」。文脈を理解するらしい。
「例えばユーザーが「○○駅から帰る手段がない」と書き込んだなら、「タクシーを呼びますか?」と反応するように、ユーザーのテキストに込められた意図をくんだ提案ができるようになる」。
また、「著名人の投稿には瞬間的に膨大な数のコメントが多様な言語で寄せられるが、こうしたコメントから意味のあるコメントを瞬時に抽出して表示することにも役立てられる。また、スパムやヘイトスピーチの駆除にも使える」。

●指定したキーワードに関連する統計を探せるサービス「Atlas」 http://www.lifehacker.jp/2016/05/160519atlas.html
キーワードに関する統計情報がグラフで表示される。
残念ながら日本語キーワードには対応していない。
(サイト: Atlas https://www.theatlas.com/

●人工知能が加速させるボイス革命 http://www.newsweekjapan.jp/yukawa/2016/06/post-10.php
シリコンバレー関係者が大注目するMeekerリポートが、機械と人間の接点部分である「インターフェース」領域で2つの技術分野に注目。その2つとは音声と自動走行車

今年はAmazon Eco元年:「2015年にはAmazon Ecoで操作できるデバイスやサービスの数がわずか14個だったのに対し、2016年5月には950個にも増えている。Amazonの音声認識技術を核にしたスマートホームのエコシステムが完成しつつあるようだ」。
そもそも音声の認識率も、AIのおかげで数年前の70%から現在の90%に向上。これが99%に達すれば、世界が一変する、と言う。
性能の向上に伴い利用する人も増えているようで、米国で音声アシスタントを利用するユーザーの割合が2013年には30%だったのが、2015年には65%に伸びている。
米国での音声認識技術の利用シーンとしては、「家庭内」と答えた人が最も多く43%で、次いで「自動車の中」が36%。

●Google、音声操作対応のスマートホームハブ「Google Home」を発表 http://juggly.cn/archives/188635.html
Amazon Echo対抗製品がGoogleから。
「音声アシスタント機能『Google Assistant』が組み込まれており、音楽や動画を家庭内のスピーカーやテレビにストリーミングしたり、音声で様々な情報を取得したり、WEB の検索結果やテキストメッセージなどを読み上げたり、アラームやタイマー、予定などを設定するなどの操作が可能です」。

●Google Home/Amazon Echoは現代版「多機能リモコン」 http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/06/google-home-and-amazon-echo.html
画面タッチ/スワイプからエコーへ。
オープン・エコシステムでサードパーティ対応で一歩先いくAmazon。

一方、Google Homeは、Googleが既存のサービス、CalendarやGmail、Mapsなどで、ユーザーのパーソナル・アシスタント的な情報の整理・統合機能をすでに提供しています。またスマートホーム家電のインフラであるWi-Fi無線ハブOnHub(日本未発売)などの製品もある。

だが使ってみての実感は「まだまだ」。

●Levi'sとGoogleのコラボで生まれたIoTデニムジャケット ~自転車に乗りながら曲再生/道案内などが可能 - http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/20160524_758779.html
袖部分に搭載されたセンサーをポンと叩いたり、覆ったりといったジェスチャー操作を行なうことで、ペアリングしたスマートフォンと連動して動作する仕組み。音楽の再生、マップアプリからの道案内などができる。