●デジタル化はゆっくりとただし着実に紙の世界を変えていく

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

●有川浩さん、出版業界と読者に期待しても、もうダメですよ…。 : まだ東京で消耗してるの? http://www.ikedahayato.com/20160310/56272674.html
自己出版のプラットフォーム「note」で十分食べていけるよ、という話。noteは「文章、画像、音声、動画など、さまざまな形式の作品を、かんたんに投稿できて多くの人に見てもらえる」サービス。
「作品を販売してもよし、ブログのように使うのもよし、自分だけのメディアをつくるのもよし。使いかたは自由自在」のサイト。
かつて菊池寛は、新聞社を辞めて小説家になったのだが、1923年(大正12年)、私費で雑誌『文藝春秋』を創刊し大成功を収め、多くの富を手にした。日本文藝家協会を設立。芥川賞、直木賞の設立者でもある。noteでそれと同じ同人誌活動ができるのでは、との論。

●領収書をまとめて送るだけ 同人作家向け確定申告サポート「ドージン・ドット・タックス」登場 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1603/11/news101.html
決められた書類を毎月送るだけで確定申告が完了する、漫画家やイラストレーター、作曲家など同人作家・クリエイターに特化した確定申告支援サービス「ドージン・ドット・タックス」。

●カクヨム利用規約の「著作者人格権」規定について https://kakuyomu.jp/info/entry/2015/12/28/181231
自己出版サービスのひとつ、KADOKAWA×はてなの新小説投稿サイト、「カクヨム」。

●芳林堂書店、倒産の教訓 もたれ合いが共倒れを生む http://www.nikkei.com/article/DGXMZO97824320Z20C16A2000000/
もたれあいの経営が、企業の存続を危うくした事例。
「15年12月末時点で出版社に対する買掛金は約47億円あった。一方、書店からの回収予定である売掛金は47億5000万円。計算上は支払い可能だったが、約6億円が回収できないことが発覚したという。理由は一部書店に対する売掛金に対して、多額の延滞が生じていたためだ」。
「そして、回収できない大口取引先の一つが芳林堂書店だった」。

●取次中堅の太洋社、破産決定 芳林堂書店の倒産で8億円焦げ付き http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1603/15/news100.html
芳林堂書店の約8億円の焦げ付きが確定。「その後、96.5%の書店(事業廃止を決めた書店は除く)で帳合変更のメドが立ったものの、一連の帳合変更に伴い約2億円の未回収が生じるなか、ここに来て自主廃業を断念し、自己破産申請に至った」。

●生産年齢人口と書籍の売上とには相関関係がある。

https://plot.ly/~TomohikoHayashi/7/_19572014/

雑誌の隙間に、書籍を詰めて送ることで成立していたシステム(だから書店で注文してから、1週間から10日は優にかかる)が、雑誌の凋落(これは2002年に金額ベースで雑高書低がひっくり返った)で維持できなくなった。
その後危機感を持った版元は2010年代、デジタル化でコミックを伸長させたのに対し、非コミックは凋落トレンドが加速。
コミックの伸長はデジタルが決め手だったので、従来コミックに強く「紙」の流通のかなめであった取次は倒れ、逆にコミックの版元はデジタルでの海外展開にも及ぶ勢いと、明暗をわけることとなった。
今後の注目点は非コミック勢の生き残り策。

●ついに楽天が壁にぶち当たった 通販サイトの成長鈍化、アジアサイトも閉鎖、電子書籍低迷 その原因を探ると :http://www.sankei.com/economy/news/160309/ecn1603090001-n1.html
三木谷氏が12年夏に「日本で世界で読書革命を起こしたい」とぶち上げた電子書籍事業も暗礁に乗り上げている。15年12月期決算で、11年に傘下に収めたカナダの電子書籍企業「コボ」を78億円ののれん減損処理。
「三木谷氏は「収益改善できているとみていたが、監査法人はそう判断しなかった」と悔しさをにじませたが、今後も買収した海外企業が減損の原因になる可能性がある」。

●無料電話サポートがあるAmazon!楽天Koboとの格差 http://ischool.co.jp/2015-12-15/
ネット上でログインした状態で、質問内容と電話番号を入れると、Amazonのカスタマーサポートが電話をかけて来て、いろいろ教えてくれる。
「電話はすぐかかってきます。ログインして問い合わせるので、電話の際にAmazonのIDを伝えなくても、サポートの方はこちらの情報を把握しているので話は早い。携帯でもOK。24時間対応してるのが素晴らしい」。

●2016年電子書籍に関する利用実態調査 https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1534.html
電子書籍を最も利用するデバイス、男性の36.8%がタブレット、女性の42.8%がスマートフォン。
利用している電子書籍ストア、アプリ(複数回答)を聞いたところ、男女ともにKindle、楽天kobo、iBooksの順。

●本のワンソースマルチユース制作〜その理論・実践・未来 http://magazine-k.jp/2016/03/14/single-source-publishing/
DTPでは、原稿を画面上で対話的にレイアウトし、画面で見たままのレイアウトをPDFにする(WYSIWYGという)。DTPソフトは、その仕組み上、編集機能とPDF出力機能が完全に一体
「編集されたデータはこれらの機能に依存しているため、データを他のツールと交換し、PDFのためのレイアウト指定を切り離して、EPUBのためのレイアウトに付け替えるのは難しい」。

●XMLワンソース・マルチユースへの道 http://www.slideshare.net/eijyo/xml-59149162
日本書籍出版協会の書籍総目録(今買える本53万点)の電子化とその Web検索システムを構築したのがイースト株式会社。Amazonが日本に進出するのが2000年11月。その3年前、 それは1997年(平成9年) 9月9日9時9分のできごとだった。



●「この美しい字をフォントに」――ラストエンペラーの弟、溥傑の書体がフォントで復活 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1603/08/news057.html
清朝最後の皇帝、愛新覚羅溥儀の実弟、溥傑の毛筆の書体を大阪市のシステム会社などがフォント化。書家、香蘭さんとの共同開発。

●「本」と「読書」にまつわる便利&参考になるサイトをまとめてみた http://yamayoshi.hatenablog.com/entry/2016/03/02/203125
在庫検索系:テイクストック/東京都書店案内。図書館蔵書検索=カーリル。想−IMAGINE Book Search(単語連想検索)。あらゆる書籍の“書き出し”から本と出会える、kakidashi(検索)。書評系:ダ・ヴィンチニュース(書籍情報)/HONZ(書評)/bookvinegar(書評・要約)。読書記録系=読書メーター(読書記録・管理)/本が好き!(読書コミュニティ)。

<紙の雑誌>ターゲットは富裕層、ゆとりのある大人 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160312-00000009-mai-soci
2014年に日本版が創刊されたシンガポール発の男性隔月刊誌「ザ・レイク」は、チャールズ英皇太子ら「超セレブ」が表紙に登場。2012年年創刊の女性季刊誌「リシェス」は読者の平均世帯年収が2917万円。
女性月刊誌「プレシャス」の特別版「ミリオンプレシャス」は、各号1冊ずつ1人に販売。中身は書店に並ぶプレシャスと同じだが、表紙と背表紙が特別仕様で、それぞれに高級ブランド品が付いてくる。
第1弾の「付録」はイタリアの高級ブランド、グッチのバッグで「貸し切りの店内でシャンパンを飲みながら、人気スタイリストのアドバイスのもと、革の色や金具を選べる」権利が付いて200万円。

●書泉グランデ、初のプロデュース鉄道番組が放送開始へ http://tetsudo-shimbun.com/headline/entry-658.html
「自分の寝床から手に届く範囲に置いておきたい鉄道本」をテーマに、一つの書棚を完成させてもらい、制作された書棚は次回放送までの期間、実際に、書泉グランデ6階に設置される。


●300人の推薦から考えた「ウケる記事の3大要素」と2016年からのウェブメディア運営 http://bit.ly/1SmhwLb
多くのブログやnoteって、需要ベースで動いてはいない。「バズるか」が評価の基準。それではマネタイズが難しい。
「需要がないまま書かれたものって、熱量だけは半端なかったりする。その「どうしようもない熱量」を、ちゃんと「届けるために編集する」っていう機能が欲しいな」。
「だから、いわゆるキュレーションメディアも情報としてだけキュレーションするんじゃなくて、それこそアウトサイダーアートを展示するような感覚で引っ張ってくるメディアが2016年に出てきたら面白い。それをやるのがキュレーションやプラットフォームの仕事だとは思うんだ」。
「いわゆる「ウケる」記事って、家族・親子もの、面白系、ストイック・意識高い系の3つだなって。この3つは万人がコンテクストを共通しやすいというか、誰が見ても刺さるものなのでしょうね」。

●「ネットワークを読み解くリテラシーを、基本的に人間は持っていない」 http://dotplace.jp/archives/21392
三中信宏×山本貴光:本を読むときに系統樹で考えるための《可視化することばとビジュアル》 前編。『THE BOOK OF TREES――系統樹大全:知の世界を可視化するインフォグラフィックス』と『本を読むときに何が起きているのか――ことばとビジュアルの間、目と頭の間』をめぐる対談。
自然科学でも、分野によってタイムスパンが全然違う。現代の生命科学では、過去2、3年をベースに先へ先へと進んでいる。逆に分類学は300年近く前のリンネの本も、今の文献。
「ただ、ひとつ面倒なのは、日本人ってネットワークが大好きなんです」。
ただ問題は、「われわれ人間は、基本的にネットワークを読み解くリテラシーを持っていない」こと。「直線的に分岐して繋がっているツリーは、階層なので、すぐ読めるんです。ところがネットワークは、非階層なので読めないんですね。ネットワーク的に分類することは、理念的には面白いですが、実用のときには全然ダメ」。

●ホワイトハウスがOpen eBooksプロジェクトの立ち上げを発表 http://www.jepa.or.jp/edupubinfo/openebooks/
あなたたちが誰であろうと、どこに住んでいようと、お金を幾ら持っていようと、あなたたちは他の人たちと同じように知と情報の世界へアクセスできるべきなのです
–President Obama, Anacostia Library, April 30, 2015」
(White House Announces Launch of Open eBooks Project | International Digital Publishing Forum http://idpf.org/news/white-house-announces-launch-of-open-ebooks-project
サイト:Open eBooks http://openebooks.net/


●「2015年電子書籍フォーマットのアクセシビリティ対応状況に関する実態調査http://www.arsvi.com/2010/1602ac2.htm
「端末もコンテンツのEPUB対応も問題ない。問題はビューアーだ。和製サイトさん是非ご協力を!」の根拠となった、青木 千帆子,先生の調査。
「音声書棚」「音声読み順」や「音声位置指定」までできるのは、KindleとPlayのみ。
「音声書棚」=音声読み上げ機能を用いて、書棚を開き、書籍を選択できる
「音声読み順」=音声読み上げ機能を用いて、表示されている順序で読むことができる
「音声位置指定」=指定した箇所から、音声読み上げ機能を用いて読み進めることができる

●鉛筆が苦手ならキーボードを使えばいい――読み書きの困難な子どものICT利用 / 近藤武夫 / 特別支援教育 http://synodos.jp/education/15664
近視の人はメガネを使う。あるいはコンタクトをつける。それで日常生活や仕事に支障がでない。近視の人に裸眼で日常生活をすること、仕事をすることを強いるのは酷だ。メガネを使わない手はない、と誰でもが思う。
読み書き困難な子の身に起きていることは、この「酷な」状況そのもの。治療や訓練で「読み書き障害」を克服せよと強いられている。すぐ横に、その困難(裸眼では日常生活も仕事も送りがたい)を克服できるテクノロジー(眼鏡をかければ何の困難もない)があれば、それを使う方向へ自分が置かれた環境を変えていけばよい。「鉛筆が苦手ならキーボードを使えばいい」状況を作って行けばよい。自分で周囲に働きかけて。
この自分で周囲に働きかけて環境を変えていくことを「セルフアドボカシー」という。

発達障害児向けデジタル教材、文科省が普及へ http://www.asahi.com/articles/ASJ345GMQJ34UTIL04G.html
おおー。いよいよ、デイジー教材から、つまり教育用途からEPUB for educationが電子書籍を塗り替える、ということになっていくのか、どうか。
それとも「ガイダンス」同様の道、表面「世界標準」、内実「ガラパゴス」の道を歩むのか、それが問題だ。
※記事中に一部不正確な記述があります(http://keyaki.asablo.jp/blog/2016/03/06/8040744 )。
「約3千点のデイジー教材を提供している」→正しくは→「約3千人の子どもにデイジー教科書を提供している」
「教材作成に少なくとも1点当たり5万円が必要」→正しくは→「教材作成に1点当たり制作費補助として5万円が手当てされているだけで、残りはボランティア団体などの持ち出しとなっている」

●<ヤフー>自社独自記事PVが1億突破 本格メディア目指す http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160310-00000000-maiall-soci
yahoo!ニュース 個人」は、同社と契約した学者やジャーナリスト、著名ブロガーなどの「オーサー(筆者)」が、ヤフーのニュースサイトに自作の記事を直接投稿し、ユーザーに幅広く発信できるサービス。
「オーサーは、ヤフーが専門性があり、発信力があるような人を選んで声掛けをして集めている。ヤフーのニュースサイトは新聞や雑誌記事の配信が中心だが、「yahoo!ニュース 個人」はヤフーでしか読めない独自のコンテンツと位置づけられる」。

●【LINE】 世代間のニュースサービス利用に関する意識調査を実施 | http://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2016/1267
20代以下の若年層は、LINEを含むSNSやまとめ系サイトなどからニュースを取得している傾向が強く、インターネット上の多様な情報の中から、自身に関係性の高い情報・ニュースをコミュニケーションの一部として取得している
30代、40代のミドル層は、仕事やプライベートで多忙な方が多く、スマートフォンやテレビ、パソコンなど多様なデバイスを使って必要なニュースを積極的に探し、取得する傾向が強い。
50代以上の層は、新聞やテレビ、ポータル型ニュースサイトなど従来型のニュースサービスを数多く利用し、多様なニュースを閲覧している。

●BuzzFeedはいかにデータを収集し、分析しているのか http://www.buzzfeed.com/daozers/buzzfeed-data#.hqMJX6Plrz
リアンカリング=常に、これまでのやり方を見直せ。たとえばBuzzFeedのコンテンツが投稿される場所を時系列で追いかけると、その多様な広がりと、変化の速さに驚かされる。

●Facebookら、「Instant Articles」向けのWordPressプラグインを開発 http://japan.cnet.com/news/service/35079114/
Facebookは、米国時間4月12日よりInstant Articlesをすべてのパブリッシャーに開放し、誰でもFacebookで高速読み込み可能なインタラクティブ記事を作成できるようにする計画を持っている。今回、そのために、WPでブログを書いている人のためのプラグインを開発中だと表明した。

●WordpressサイトをAMP(Accelerated Mobile Pages)対応する http://hideack.hatenablog.com/entry/2016/03/13/161708
プラグインのインストールで対応可能。
「要は「モバイル端末で素早くコンテンツを表示できる」となるのですが、ユーザ体験としては、地下鉄や電車で移動中に通信環境が一時的に悪くなり通信帯域が細くなった場合であってもストレス無く素早くモバイル端末上でコンテンツを表示できるといったメリットが得られます」。

●Microsoft、Evernote→OneNoteのデータインポートツールを公開 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1603/14/news066.html
マイクロソフトがevernoteの無料ユーザーの取り込み開始!クラウド戦争勃発!。
Microsoftがメモアプリ「Evernote」のメモデータを自社メモアプリ「OneNote」にインポートするためのWindows版アプリ「OneNote Importer」をリリースした。
 

 

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