●「チームランサー」の時代

160122 PM

┃Post Modern あるいは再編成されるLife(生命/生活/人生)
働くって? 育児、教育、ケア、地域、時間、eco、社会保障など

●AIやロボットは本当にキミのシゴトを奪うのか https://www.wantedly.com/blogs/14902
「無くなる」、は言い過ぎとしても、産出を数値化して「成長」を測る、といった経済の常識に大きな変更が迫られる。貨幣を使った「経済」や、支払うための「労働」概念が再考を迫られることにはなっていく。

●ロボットや人工知能台頭、今後5年で500万人が失業=ダボス報告 http://jp.reuters.com/article/davos-study-idJPKCN0UX0RF
一日8時間・週5営業日の就労形態の人が500万人失業すると考えるか、一日4時間労働、あるいは週2.5日労働といった新しい就労形態が産まれる契機、10百万人分の到来と読むか。

●ビジョンをもつ個人・集団が社会の中心にーー人工知能時代の「人間が生きる理由」とは?(最終回)
「人間にとってなにが大事になるのでしょう?」。
「国」「会社」単位の仕事はどんどん代替されていくとすると、興味や価値を基礎に集まる仲間(単位)のための仕事が出てくるのは、と。
「「自分は誰なのか」「仲間は誰なのか」という、所属や動物的な感覚を重要視する動きは高まってくる」。

●定年後に起業できる人、できない人 http://www.nikkei.com/money/features/90.aspx?g=DGXMZO9566160029122015000000
優れたサラリーマンの能力=驚くような出世はしないけど、そこそこの中間管理職までにはなり、部長クラスくらいまでであれば、我慢強さやバランス感覚が重要で必要とされる能力。逆にいえば優れたサラリーマンであればあるほど起業には向いていない。

●日本の教育はサラリーマンを量産するシステムである 将来の起業家を育てるには? http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/45757
21世紀の日本社会に、他国比起業者が少ない。それは「学校教育が、すなわち社会そのものが、サラリーマンと官僚を大量生産するために作られているから」だ、と。
戦後70年、世の中は変わった。しかし教育は変わっていない。戦後復興からの高度成長社会を前提にして組み立てられた仕組みのママでいる。
「社会は、まだ本音では起業家を求めていません。みんな我慢しているんだから、あなたも我慢しなさい。それが本音です。そうやって国家を運営していった方が、楽なのでしょう。しかし、いつまでもそのままやっていくわけにはいきません。社会は変わりつつあります。もう、このままでは逃げ切れないんです」。

●10年経ってもフリーランスとして食べていける人の6つの特長 https://biz.moneyforward.com/blog/business-hack/a-sole-proprietor-success-6points/
長くフリーランスを続けている人は、例外なく「下手な企業よりもはるかに良い仕事をしてくれる」と顧客から評価を受けている。顧客の求める質に対して、妥協は禁物。マーケティング、営業活動に時間を割く。経理を自分でやる。.業務拡大のスピードをコントロールする。新しい技術、新しい仕事に常にチャレンジ。健康管理を怠らない。

●フリーランサーはもう古い。2016年は、チームで世界を動き回る「チームランサー」の時代へ http://beinspiredglobal.com/teamlancer-2016
個々人による「自由な働き方」から、チームによる「自由な働き方」へ。ベースにABW(Activity Based Working)=オフィスに限らず自由に場所を選択し働くことによってよりクリエイティブな成果を促す仕組み。

ABWを徹底的に研究、導入し、 満足度の高いオフィスを実現 http://www.worksight.jp/issues/668.html
「一人ひとりがデスクを与えられ、マネージャーが全体を展望できるオフィスから、毎日各自が自分の仕事場を選べるオフィスへ移行することは、マネージャーにとっては、部下がどこで何をしているか見えなくなるということでもある」。
「毎日どこでどう仕事をこなすかを決める自由は、社員にとって励みであり、責任でもあった。自分にとって働きやすいだけでなく、チームのためになるような働き方が期待され、その結果、社員同士のコミュニケーションの促進、コラボレーションの創出、エンゲージメントの強化をもたらした」。

●高齢者の貧困問題 『下流老人』著者「希望に変える重要な年」 http://dot.asahi.com/wa/2016010600039.html
「たとえ今、平均的な生活をしている人でも、高齢に伴い、病気の治療や介護などが必要になれば、誰しも下流になってしまう可能性があります」。

要介護者、爆発的増加で予測不能事態も…3K労働で介護施設も職員も絶対的に不足 http://biz-journal.jp/2016/01/post_13493.html
2020年東京オリンピック開催後、5年を経過した2025年の日本では、団塊の世代が75歳以上となる。「要介護者が爆発的に増加し始め、高水準が継続する可能性が高い」。

●老人介護のHonorが契約社員を正社員にして株式も付与、そのわけは? http://jp.techcrunch.com/2016/01/21/20160120elder-care-startup-honor-makes-contractors-full-time-workers-with-equity/
米国の話、在宅老人介護サービスHonorが契約社員を全員正社員に。
「Uberの成功以来、ソフトウェアをより効率的に使ってサービスワーカーを配置するテクノロジ企業の明確な特徴は、労働者の構造が二層構造である」こと。プラットホームを作るエンジニアや役員、プロダクトマネージャ、彼ら一握りの正社員が大量の契約社員を使って仕事をしている。後者は「個々の契約単位あるいは時間で給与が支払われ、社員福祉や社員特典、失業保険などはない」。
「この構造は、未来の労働者の保護や福祉はいかにあるべきか、という、まだ結論のない議論を喚んだ。未来のというのは、フリーランスや契約ベースの労働者がますます増える未来、という意味だ」。
Honorが考慮したのは、Uberの仕事は代替可能だが、介護の仕事は訓練が不可欠な、代替不可能なものだという信念。介護のワーカーを同社はCarePro(s)と呼んでいる。

●絶望の国 日本は世界一「若者自殺者」を量産している データは踊る http://president.jp/articles/-/17058
エミール・デュルケムが名著『自殺論』において、自殺率を指標として、19世紀のヨーロッパ社会の病理をえぐり出したように、「自殺率」は、まぎれもなく社会の問題を反映している。(自殺率=人口10万人あたりの自殺者数))
日本は2003年の25.5をピークとして減少傾向にあり、2014年では19.5まで下がっているが、その年齢別の中身が問題。
日本の若者の自殺率は、この20年間でトップに。欧米諸国は減少傾向にあるのに対し、日本はその逆。「失われた20年」の困難は、若年層に凝縮されてきている。

●奨学金435万借りた17歳に34歳の私が言ってやりたい7つのこと http://bit.ly/1hdD0cU
大学進学はあなた一人の問題ではなく、家族みんなの問題。自分以外の誰かが返済を負担する可能性がある(結婚したら二人の問題になる)。在学中にもっとできることはなかったのか。

●貧困寸前!急増する「女性の生活苦」知られざる実態 http://diamond.jp/articles/-/83467
「自分たちの我慢は仕方ないと思えても、子どもにまで「貧困」を感じさせたくないという心情。今の20代、30代は、子どもの頃に貧困を感じず、不自由なく育った人も多い。生活水準が下がり、親からしてもらったことを自分の子どもにはしてあげられないという悔しさもある」。
・「あなたは使えるお金が少なく、日々の生活が苦しいと感じていますか?」という質問に対して「はい」と答えたのは、調査対象200人の半数を超える114人(57%)。

・現在の年収分布

・希望する(最低でもこれくらい)年収分布

●そこまでやる!?「節約女子」が営む極限生活の実態 http://diamond.jp/articles/-/85014
全国の20~30代の女性200人が対象の調査。「節約しているもの」として女性たちが挙げたものを見ると、「食費(食料購入費、外食費など)」が最も多く全体の17.1%。次いで「服・くつ代」(14.7%)、「美容代」(13.3%)。

●他の社会保障は全停止?フィンランドの「ベーシックインカム」導入に注目が集まる http://irorio.jp/nagasawamaki/20151208/285598/
全国民に月800ユーロのベーシックインカムを支給するのに伴って、フィンランドでは政府による他の全ての社会福祉支給を停止する予定。

┃Others あるいは雑事・雑学

●おもしろメディア学: 見る距離によって,違う画像が見える?! http://blog.media.teu.ac.jp/2016/01/post-b153.html

●感情が身体感覚に与える影響が視覚化される http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-11836315565.html

●あなたの「誕生色」は何色? 色で分かる本当のあなた バースデーカラー366色 http://htmlcss.jp/color/birth.html