ピケティ用語集

●2020年度までのIT主要市場の規模とトレンドを展望

C:技術で/技術が/技術を(ICT:産業・法・制度論と技術文化論)

●2020年度までのIT主要市場の規模とトレンドを展望 http://www.nri.com/jp/news/2014/141204.aspx

東京オリンピック・パラリンピックをマイルストーンにした、日本のIT市場の動向。

●【書評】"How We Got to Now" http://blogs.itmedia.co.jp/akihito/2014/11/how_we_got_to_now.html

いいたいこと:「ある出来事が思いもよらぬ流れを生み出し、それが基礎となって次の出来事を生み出していく――それこそがグーテンベルクの本質なのだ」。類似概念としては「隣接可能性(文字通り、隣り合う技術領域から新たなイノベーションが実現されるという考え方)」がある。曰く、「グーテンベルクの発明から100年も経たないうちに、ヨーロッパ中で何千人もの眼鏡職人が商売を始めた。こうして眼鏡は、新石器時代の衣類の発明にも匹敵する、普通の人々が日常的に身につけるハイテク技術となった」。してみると、時代を超絶した「天才」はいない、ということになる。それは常に、「先人たちの肩にのる」異才であった、か。

●「良いアイデアはどこから来るのか」 http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/141029.html
「ちょっとしたアイデアを、自分自身のクリエイティビティーや、国を変えるようなイノベーションに、どうやって繋げていくか? いくつかのステップを経て繋いでいく──そういう構造が、われわれの国にも、われわれの職場にも必要です」。

◯【新連載】改札を機械化する日本、改札をなくす韓国――情報化の本質とは何か|廉宗淳 韓国はなぜ電子政府世界一なのか http://diamond.jp/articles/-/19218

韓国の発想:「確かに不正乗車はゼロではないが、取り締まることはできるし、ある「かも」しれない不正を防ぐために、すべての駅に改札を設け、高額な改札装置を設置し人員を置くのはコストのムダだ」。高度に機械化された改札装置を各駅に設置する日本を横目に、車掌に使いやすい端末を持たせて、全駅の改札を廃止してしまう韓国。「カイゼン」の日本と、「ゼロクリアから」の韓国:「「今あるものをどう変えるか」という発想で考えるのではなく、ゼロベースで業務プロセスそのものを変えるという発想」。

●素晴らしきセンサー都市/20年先のTOKYOのための5つの「ことづくり」 http://wired.jp/special/2014/inolab/





いま生まれつつある膨大なデータ群は、「ヨコにつながる」ことではじめて、新しい価値、これまでにないサービスをを創出することができるの、のだが。それには、「ヨコ」発想を具体化する、プラットフォームの登場が欠かせない。新しいプラットフォーム出現で可能になる、近未来図を5点。

●これぞ医療イノベーション。スマホで目の検査ができる「Peek」 http://www.gizmodo.jp/2014/11/peek.html

スマホを目の前にかざし、カシャ。これで網膜画像がとれ、即座に世界へ配信することで専門家からのコメントがもらえる。眼科医とソフトウェアディヴェロッパー、プロダクトデザイナーが協力し

●クルマにJavaを搭載した“Java Car”公開、IoTを機に攻勢に出るオラクル http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/346926/112800114/

運転状況の監視、車両のリモート診断、運転支援など、自動車のIoTアプリケーションが多数提案されている。そこで活発になっているのが、ITシステムと自動車内部の接点となる車載情報端末に標準的なアプリ実行基盤を用意しようという動き。この動きの具体化に、「IoTは組み込み機器だけでもITシステムだけでも実現できない。サーバー用とクライアント用のアプリを共通の環境で開発できるJavaの価値が高まるはずだ」、とjavaでトータルの仕組み構築を考えるのが、オラクル。現状は米国のみで、また対応端末はSamsung S3のみが対応。

●インダストリー4.0概論(前編):インダストリー4.0に必要な“十字”の連携 http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1411/27/news111.html

「インダストリー4.0プラットフォーム」で、優先される8つのエリア。ネットワーキングの標準化とリファレンスアーキテクチャ/複雑化するシステムの管理/産業向け総合ブロードバンド通信のインフラ確立/ユーザーの安全とセキュリティ/企業組織と就労モデルの検討/トレーニングの断続的な能力開発/法規制のフレームワーク/エネルギー効率の向上。

●IoT時代のデータドリブン・エコノミー http://www.sbbit.jp/article/cont1/28884



多種多様なビッグデータは、石油などの天然資源と同様に価値ある資源となり得る。建機メーカー、コマツの事例はモノの製造の効率化から運用の効率化へ、データが使用用途を変えた事例。最近はこれが交通システムの効率運用に、自動車が発するデータを使う発想にまで広がっている。「自動車を一つのモノとみなせば、位置情報によって車がどれだけどこに向かって流れているかを把握できる。そのデータを束ねれば、渋滞情報や土砂崩れなどによる通行止めといった交通情報を自動的に集めて有効に活用することが可能だ。事実、東日本大震災の際は、通常は会員向けに限られていたこの情報提供サービスが一般にもデータ解放されて大いに役立った」。この発想が拡張されていった先では、保険(旅行や医療、生命保険など)の「料率」の見直し、再設計が待っているかもしれない。

●ビッグデータが支える、25年ぶりの人工知能ブーム http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20141125/274222/




IBMは大型コンピュータからパソコンへ事業を拡大し、その後、それらハード部門を捨て、コンサルタント会社へ生まれ変わった。そして今、データドリブン・エコノミーを先導するリーディングカンパニーに躍進しようとしている。「人工知能的なビッグデータ解析、特に膨大な非構造情報の代表格であるツイッターのテキスト情報を解析して、経営指針を左右する発見や仮説の検証を行い、生データ分析に基づくコンサルティングサービスを行う」。このツイッターとの提携は、「IBMが注力領域とする「データ」「クラウド」「エンゲージメント(モバイル+ソーシャル)」といった3領域すべてに関わ」る。

● 「人類の終わりの可能性」ホーキング氏、人工知能開発に警告 http://www.afpbb.com/articles/-/3033312

「ゆっくりとした生物学的な進化により制限されている人類は、(人工知能と)競争することはできず、(人工知能に)取って代わられるだろう」。

●「ムーアの法則」が破られるかもしれない:トランジスタと同じ働きをする単分子 http://wired.jp/2014/11/30/molecule-flash-storage/

トランジスタと同じような働きをする新しい分子の設計・合成の成功。これにより、ムーアの法則(集積回路あたりのトランジスタ数は約2年ごとに2倍になるという法則)が破られるかもしれない。「従来のデータ記憶コンポーネントに代えて、単一分子を使うという革新的技術が成功した。分子ひとつにマルチビットのデータを記憶させることができるようになると、ムーアの法則が破られる可能性がある」。

●デジタルテクノロジーを駆使したノンヒューマン・タレント開発事業を始動 http://www.dentsu.co.jp/news/release/2014/1202-003884.html

人はさまざまな「ぺルソナ」を有する複合体。タレントとしての発言、振る舞いはその中の「ひとつ」の側面。その側面に絞ってしまうことでかえってアンドロイド化がやりやすい、ということはあるだろう。

●アンドロイドが教えてくれる「本当の死」:ジェミノイド開発者、石黒浩語る http://cms2x.wired.jp/2014/12/03/hiroshi-ishiguro/

「社会から忘れられたら死んでいるのと一緒で、だとすると「人の本当の死とは何か」ということになってくる」。一方でたとえばアイドルは死なないし、傷つかない。「そういう意味ではアンドロイドに近い。そう考えると、非人間的なものに対する憧れのなかには、「死なない」という部分も含まれているのだと思います」。

●The presidential portrait, 21st-century style. https://www.facebook.com/video.php?v=10153850699562588&permPage=1
オバマ大統領は、自身の胸像を「3D」プリンターで作る、世界ではじめての大統領となった。