●「働く」と「学ぶ」  「がんばる」と「幸福」

151225 PM

┃Post Modern あるいは再編成されるLife(生命/生活/人生)
働くって? 育児、教育、ケア、地域、時間、eco、社会保障など

●スラムでの生活から一転、スティーブンさんを救ったものとは…? https://www.worldvision.jp/news/works/africa/20150626.html
ケニアのスラム街に暮らしていた子どもが、国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンの、『チャイルド・スポンサーシップ』の活動のおかげで、いま京都大学に通っている。
「スティーブンさんの夢は、卒業後、ケニアに戻り、 自らの研究を活かして母国の農業の発展に尽くし、食糧に困らない社会をつくること」。
「そして、自らの経験を語ることによって、 1人でも多くのケニアの子どもたちが健全に成長し、夢にむかって学べる環境をつくること」。

●高学歴ワーキングプア「ポスドク問題」は本当に解消できるのか!? http://blogos.com/article/149850/
「日本企業、とりわけ大手メーカーには新卒一括採用、年功序列という考え方が依然として根強い。つまり、人材は会社で育てるから、あえて博士号を取得した30歳前後の人たちの採用は必要ないということだ。そこには、博士はプライドが高く、専門領域のことしかできないという偏見がある。けれども、専門の学会でプレゼンテーションを何度か経験し、英語で論文を書くといったスキルは、数カ月の訓練でビジネス上の大きな武器になるはず」。

●ホームレスシェルターで暮らすアメリカの博士/大学非常勤講師たち。この現実は日本にも必ず起こる http://socius101.com/professors_in_homeless_shelters/
アメリカではおよそ半数の授業が非常勤講師によって教えられている。ここ40年で講師全体に占める非常勤講師の割合は21.7%から66.5%へ。


「加えて常勤講師の平均年収が8万4303ドル(およそ1000万円)であるのに比べて、非常勤講師の年収は2万~2万5000ドル(およそ240~300万円) ほど」。
ちなみに例えば早稲田大学文学部の授業のうち50パーセントほどは非常勤講師で、非常勤講師の年収は200~300万円である。
しかも日本は大学授業が高いうえに、奨学金の利用が難しい。

●「がむしゃらに働く」ことの有効性について—20代、30代のハイパフォーマーに聞いてみた https://mirai.doda.jp/theme/generation-gap/gamushara/
「がむしゃら」の効用(と考えられていること)=「今まではできていなかったことについて、段々と力がついてきて、能力が向上する。そして、取り組んだ結果について、客観的な基準で成功していようが失敗していようが、どちらであっても信頼が増す」。
実はこの受け止め方は、30代でも、20代でも、違わない。なのに、30代は、「今どきの20代は「がむしゃら」からすぐ逃げる」と感じている。なぜなのか。


●つぶしが効く能力は「営業力」と「おもしろさ」 ヤフー川邊氏が語る、20代の経験の積み方 http://logmi.jp/99458
頑張ったことから得たことは血肉になる。

●1時間働けば時給がもらえるのが当然!ーと考える若者たち?!:映画「向日葵の丘 1983年・夏」監督日記 http://aozoraeiga.blog.so-net.ne.jp/2015-10-19-2
「働く」と「学ぶ」。「食べていく」と「技術を身に着ける」。

●幸せをつかむコツは「がんばらない」こと:研究結果 http://www.lifehacker.jp/2015/12/151213happiness_unhappiness.html
幸福を求めるほど幸せが目減りするというパラドックス、について。このジレンマから逃れる道=幸せとは「達成」するものではない、ことに気づくこと。
何かを達成した時に覚える、「誇らしい」という感情、これがジレンマの根(「達成感→幸福」の代償)にある。これを解消することが大事。なぜなら、「実際には、誇りは人を自分勝手にする。過剰なプライドは、他人に対する攻撃性の発露や、反社会的行動、さらには気分障害につながります」。
「あなた自身は、幸せを追求しているのだと思っているかもしれませんが、誇り高さや、「全部自分で成し遂げた成果だ」という達成感は、人生で接するほかの人たちを軽視することにつながり、ひいては孤独感をつのらせることになりかねません」。

●「幸せな人」は脳のココが違う 京都大が世界初の発見 http://www.j-cast.com/healthcare/2015/12/08252487.html?p=all
英国科学誌「サイエンティフィック・リポート」の2015年11月20日号掲載の論文。
右脳の頭頂部の内側にある「楔前部」(けつぜんぶ)の体積がポイント。「ポジティブな感情(快感)が強く、ネガティブな感情(不快感)が弱く、人生の意味を見出しやすい前向きな人ほど楔前部が大きかった」。

●AKBより三代目JSB!?  CD販売数ではもはやわからない「本当の流行歌」 「ヒットの方程式」が変わったhttp://gendai.ismedia.jp/articles/-/46786
何に幸せを感じるか、が変わってきた。モノより思い出。CDよりフェス。

●「キャリアプランなんてもう作れない」変化に対応できる自分になるには http://logmi.jp/102073
「2006年から2008年くらいに立ち上がったベンチャーってやっぱりほとんどうまくいかなくて。能力がないからではなくて、環境的に難しかったんです。で、2009年とか2010年くらいから、ソーシャルとかスマホとかの流れがあったので成功しやすくなった」。
ビッグデータと人工知能の時代には、「「いい解決方法を言う人」よりも「いい質問ができる人」のほうが価値が上がっていく」。だから、「人間と関わりあっていろんなストレスを抱えながら相手の理解を求めていくというのは、人間にしかできない(略)、そういうきちっとした体験をしていくことが、非常に今は大切な時代」。

●残業を減らしたければ権限分掌しろ https://wirelesswire.jp/2015/12/48787/
英語圏では権限分掌(役割分担)が明確。
「それを元に組織やプロセスを設計し、コスト計算し、問題が起きた場合の責任分解点を明確化し、アクセスできる情報や業務の機能を制御」。「さらに重要なのは、権限分掌が各従業員の雇用契約の下地になる点です。 権限分掌に書いた業務を元に、職務記述書を起こし(順番は反対の場合もある)、それが各従業員の業務評価書、雇用契約書の下地になります。各自の評価や給料、業務量の計算の元になるわけですから、従業員にとっても大変重要です」。
まともな権限分掌がなければ、きちんとしたコスト管理が不可能ですし、問題が起きた場合にルートコーズ(根本的原因)を洗い出すこともできませんので、インシデントやプロブレムに即時に対応できません」。

●ホリエモン 「日本は狂ってる」 http://golden-tamatama.com/blog-entry-2173.html
りんごとappleは同じものを指し示す日英の単語だが、人材派遣とemployment agencyとは全く異なる産業だ。「アメリカなどでの人材派遣とは医者や弁護士など高給取りの専門職斡旋だけ」。

●CIETT|一般社団法人日本人材派遣協会 http://www.jassa.jp/ciett/statistical/2009/statistical_03.html
日本の人材派遣会社の数は、尋常ではない。

●世界と日本の人材業界TOP3の売上高 http://hrog.net/201407227686.html
「世界のTOP3は、Adecco、Ranstad、ManpowerGroupとなっており、 どの企業もアメリカ・ヨーロッパ・アジアと、幅広い国々に拠点を展開しています」。
「日本のTOP3は、リクルートHD、テンプHD、パソナHDとなっており、 アジアを中心に海外へも展開」。

社会保険適用ガイドブック 派遣会社の皆さま|一般社団法人日本人材派遣協会 https://www.jassa.jp/employer/insurance/index.html
同じ契約社員でも、2か月を超える契約の場合、2か月以内の契約で自動更新がない場合、2か月以内の契約で自動更新がある場合で、社会保険の適用は異なる。


 

 

┃Others あるいは雑事・雑学

●360度“幾何学的アート”な世界で謎を解け。建築デザイナーが作りあげる3Dパズル『Manifold Garden』が開発中 http://jp.automaton.am/articles/newsjp/sophisticated-game-named-manifold-garden-is-there/

●まるでディズニーの世界!西表島“秘境イカダクルーズ”がロマンチックすぎる https://retrip.jp/articles/19850/

●日本にもヴェネツィアがあった!海外で絶賛されていた、京都「伊根の舟屋」 http://karapaia.livedoor.biz/archives/52207405.html

●米内務省の公式インスタグラムに共有された2015年、アメリカの美しい自然公園の写真20 http://karapaia.livedoor.biz/archives/52207633.html


●超絶技巧!浮世絵の魅力に迫る「肉筆浮世絵ー美の競艶」展が開催中 http://fashionpost.jp/archives/49068