●オープン・エヂュケ―ションの潮流と「受験サプリ」高校採用の動き

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●受験勉強が激変?「受験サプリ」の破壊力 | どうする?日本のIT教育 http://toyokeizai.net/articles/-/81854
高校の授業で使われ始めた「受験サプリ」。全国高校約5000校のうち700校で、なんらかの形で「受験サプリ」が導入されている。理由は個別高校の生徒の実力分布が広く、習熟度別の対応が既存の高校側リソースだけでは無理、といった背景がある。
逆に、「うちの子は数学が好きで、高1だけど高3の勉強を先取りしてサプリでやってる」という話も。
さらに中高生版TEDも目指す。マイケル・サンデル教授の「白熱教室」を高校生版に再編集したものや、プレゼンテーションの授業、プログラミングを学べる動画も。

●授業中のスマホOK 意見発表や動画学習、奈良で導入へ http://www.asahi.com/articles/ASH8Z03S1H8YUSPT00B.html
高校の授業で使われ始めた「受験サプリ」。通常はタブレット端末の導入となるのだが、奈良の教育委員会でコスパの観点から、BYOD(個人端末の業務利用)を許可。
学校内での使用が禁じられることの多いスマホを高校が活用するのは、珍しい。

●“安かろう、悪かろう”なオンライン授業は終わりにしよう。 予備校講師に技術より「芸術」が求められる理由 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44864
「学びエイド」の勝算。「『学びエイド』とは、無料会員登録をするだけで、トップ予備校講師陣(「鉄人講師」)の講義動画を無料で視聴できるプラットフォーム。約5分にまとめられた3000本を越える講義動画によってピンポイントの学習を可能とします」。
これまでのインターネットを利用した講義は中途半端。「ひとつは、あくまでリアルの授業の『代替』になってしまっていること。リアルで受講できるならそっちのほうがいい」。
予備校などでは無理やり90分授業にした、中身の薄いものがある。それを動画授業やネット授業として配信しても意味がない、いやそれは不誠実。


●学びを変える「デジタルワークシート」の実証研究を開始 http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000015208.html
デジタルワークシートは、紙と同じ感覚で簡単に利用でき、またデジタル化された学習データを意見交換や振り返りなどに活用できるデジタル教材。
HTML5で動作するクラウド型デジタル教材であるため、インターネットに接続できる環境とタブレットPCなどの情報端末があれば直ぐに利用することができる。

●日本の公教育をより良くするためには http://bit.ly/1EureGd
2020年までに、生徒1人に1台の情報端末の普及を目指す「教育の情報化ビジョン」の実現は、学校環境を社会環境に近づけていくために必要不可欠。
「先生の役割は生徒に何かを教え伝える師匠のような役割ではなく、ファシリテーターや学習コーチ、あるいはコミュニティマネージャーのような役割に変わってきます。「教育」から名実ともに「Education」に変わってくる」。

●2030年に向けた国内大学のパラダイムシフト (3) 教育プログラムの転換 - 競争原理の萌芽 http://news.mynavi.jp/series/education3/003/
データで自大学の存在意義を訴える必要が出てきそう。研究大学と呼ばれるような一部の上位大学では、世界大学ランキングの向上を目指して研究成果の強化をはかり、被引用論文数等でそれを証明する。
「その他の大学では顧客(学生/保護者)視点からみた"価値"追求になると考えられる。すなわち"出口"の明確化であり、卒業する人材が得られるキャリア・活躍の姿を明確に謳う時代が到来すると考えられる」。

●国立大「交付金」の “3類型”化で、機能強化 ! http://eic.obunsha.co.jp/viewpoint/201505viewpoint/html/1
「国立大学法人は、運営費交付金と各種の競争的資金を組み合わせた“デュアルサポートシステム”によって、一層の機能強化が図られてきた。
しかし現状では、期間が限られている競争的経費の獲得によるさまざまな成果を、運営費交付金の活用によって各国立大の中で組織化し、持続・発展させていくことが難しくなっている」。

●国立大学再編へ3類型の設定(国立大学法人運営費交付金における3つの重点支援枠) http://tanuki-no-suji.at.webry.info/201508/article_2.html
世界トップ大学と伍して卓越した教育研究を推進(世界水準型)/分野毎の優れた教育研究拠点やネットワークの形成(特定分野型)/地域のニーズに応える人材育成・研究を推進(地域貢献型)。
( P13 高等教育局主要事項-平成28年度概算要求- http://bit.ly/1NoRqoT

●米大学で進む教科書の電子化 市場規模は1000億円以上 http://forbesjapan.com/translation/post_7957.html
「高等教育の分野にたずさわるAAP加盟企業の多くが、教科書のデジタル化が進むと見ています。彼らは出版社ではなく、電子化した教材を扱うデジタル・ラーニング・カンパニーなのです」。

●オープンエデュケーションと未来の学び http://www.daigomi.org/jmooc14-openedu/contents/ga004-week-1/week1.pdf
オープンエデュケーション研究の第一人者、重田勝介先生らによる資料。オープン教材を使った学習について。Connexionsの仕組み=教材を「モジュール」として制作管理– 再利用しやすい「レゴブロック・モデル」/ 教材を評価する「レンズシステム」– 気に入った教材をまとめるブックマーク。

オープンエデュケーションがもたらす大学開革と新たな学びの時代 http://u-note.me/note/47484971
オープンエデュケーションには税金収入が多くを占める公共財としての大学が「知」へのアクセスを改善するといった理念の面。加えてオープンエデュケーションを提供している大学等に、興味を持ってもらうリクルーティング、教材費の削減と授業の質の向上、という実利の面が共存している。

●ソニー・グローバルエデュケーション、教育向けSNSの米Edmodoと業務提携 http://japan.cnet.com/news/business/35069682/
Edmodoは、欧米を中心に全世界5300万人以上の教師と生徒が利用する、世界最大規模の教育向けSNSを提供する企業。

●【隙間時間で学習】専門家のビジネスアドバイスを3分にまとめた無料アプリとは? http://techable.jp/archives/30773
基本は無料、プレミアム版も用意。数千にも及ぶ専門家たちの90分のビデオクリップ、その中から約1000のクリップを、3分以内のオーディオファイルとしてピックアップした。