ピケティ用語集

●「After Internet」の時代に完全に移行した

C:技術で/技術が/技術を(ICT:社会・法・制度論と技術文化論)

●グーグルは「アルファベット化」でこう変わる http://toyokeizai.net/articles/-/80257
「インターネットの先頭を走るグーグルの組織変更は、「インターネットが空気のよう」になり、「After Internet」の時代に完全に移行したことを」意味している。
そしてGoogle自身にとって検索がイノベーションを起こすことで収益を稼ぐステップから、インターネットの次のイノベーションへのチャレンジという意味合いがある。そしてもうひとつ、組織文化の改変という差し迫ったお家事情、組織が抱える課題があったのも事実だろう。「終わりのないベータ版への疲弊」という言い方はその象徴だ。

●アップルの医療支援ツール「ResearchKit」、世界展開を開始 http://www.gizmodo.jp/2015/08/researchkit_1.html
ビッグデータの仕掛け。iPhoneなどで収集した医療データを医療の発展に役立てようという壮大な計画。

●ウェアラブルの未来に関するの5つの予言 http://readwrite.jp/archives/24772

「ナイキは自社の優れたナノテクノロジーを使ってウェアーにセンサーを組み込んでいるとの事だ。そして個人が3DプリンターでスマートTシャツを作れるようになる日も遠いことではない。アスリートとコーチはオーバーワークかアンダーワークか、脱水状態か、負荷が高すぎないかなどといったことをよりよく知ることが出来るようになる」。

●FIVBワールドカップバレーボール2015大会で国内初の試みとなる、選手のライブ心拍数を放映 http://www.sankei.com/economy/news/150818/prl1508180078-n1.html
8月22日から始まる女子バレー(ワールドカップバレーボール2015)では、「選手が装着しているPOLAR社製の心拍数センサーからブルートゥースを通じて、フジテレビがリアルタイムで心拍データを一括受信し、生中継番組にグラフィックとして反映させ」る。


●“スマート衣料”はさらに広がるか。東洋紡が新素材を開発 http://newswitch.jp/p/1678
下着のIoT。特殊素材をウエアの肌側に付けて、心筋などの電気信号を電極で受信。搭載した通信デバイスでスマートフォンなどに情報を送り、心拍数などを計測。肌着はウエラブル端末

●医療版「Industry 4.0」が始まる、手術室全体をネットワーク化 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/MAG/20150709/426985/?ST=PCne&rt=nocnt
SCOT(Smart Cyber Operating Theater)」=「手術室内の医療機器をネットワークでつなぎ、各機器の稼働状態や医療スタッフの動きをリアルタイムに解析。この結果を手術ナビゲーションなどに反映することで、現場の「意思決定を自律的に支援する」システム。

●情報学研、ツイッターをリアルタイム解析し話題抽出する技術開発-顔文字など自動削除 http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0220150811aaaq.html
「従来のトピック抽出法は、新しいデータが来るたびに、繰り返し膨大な計算をする必要があり、リアルタイムな処理が困難だった。また、無差別かつ大量に一括送信される「スパム」を排除することもできなかった」。
これを回避する技術が完成。

●近所の情報から校歌を自動生成する http://portal.nifty.com/2013/03/22/a/
校歌自動生成マシーンが出来た! 「枠だけ用意してあとはグーグルマップにまかせる、というやり方でどれだけ趣き深い歌詞ができるか」。

●LINEとマイクロソフト、企業のLINE公式アカウント向けに女子高生AI「りんな」のAPIを提供 http://wirelesswire.jp/2015/08/44855/
日本マイクロソフトが人工知能「りんな」の会話エンジンをLINEへ提供。「LINEビジネスコネクトパートナープログラム」で活用され、導入企業は個々のユーザーとの会話内容を元にしたおすすめ商品などの情報提供や問い合わせ対応などを自動化するなど、LINE公式アカウントを有効に活用できるようになる。

●話題のAI女子高生「りんな」とLINEでチャットしてみた http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44673
「「りんな」の会話能力が今一つ冴えない理由は、彼女の出自にあるのかもしれない。りんなは実は中国生まれではないかと筆者は考えている」。

●オンラインショッピングも検索から対話の時代へ―話すだけで欲しい商品がみつかる http://www.mugendai-web.jp/archives/3975
IBM Watsonに、利用者の利用頻度や購入履歴、製品情報、ユーザーレビュー、ブログ、関連雑誌といった小売に関わる人や物のデータを蓄積、解析させることで、これまでとは違った対話ベースのレコメンドができるようになった」。

●IBM 三井住友海上、IBM Watson Explorerでお客さまサービスを変革 http://www-06.ibm.com/jp/press/2015/04/1601.html
過去の問い合わせデータをテキストマイニングする際、AI(人工知能)を応用した。その結果、顧客の性別や年齢などの属性、問合せのあった時期、そして災害の発生や法制度改定のような出来事があったときなど、さまざまな場合にどのような問合せが増えるのかという、パターン、傾向があらかじめ判別できるようになった。

●人型ロボットの動きはなぜ不自然なのか? 研究者の難問を20分で解決した、ある演出家の結論 http://logmi.jp/36575
認知心理学と演劇とロボット。ロボットの不自然な動きをなくせる演劇家の力。
「なぜそれ(アウトサイダー・アートの色使い)に私たちが感動するかっていうと、それは私たちの脳細胞が最初に見ている色なんだと思います。私たち、普通の一般人は世の中を丸く収めるために、(それを)統合してしまってるんです」。

●ガートナー、2015年版「新興技術ハイプサイクル」公開--自動運転車に注目 http://japan.cnet.com/marketers/news/35069112/

自動運転車が幻滅期に入ろうとしているのに比し、コネクティッドホームは期待が高まる状態。

● 「こんなもの、おもちゃだ」と批判されるのが破壊的イノベーション http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/081802657/
イノベーションには持続的イノベーションと破壊的イノベーションがある。後者、破壊的イノベーションは、新技術の採用などによって、シンプルで使い勝手がよく安価な製品にすることを指す。
「主要顧客の要求水準に製品の性能が達していない時代は、持続的イノベーションを繰り返せばよい。しかしいずれ、主要顧客の要求水準を性能が上回る時期が来る。すると、高性能化を進めても、顧客にとっての付加価値向上につながらない。このような状況になると、破壊的イノベーションが大きな意味を持つ」。

●IoTプラットフォームで日本企業が存在感を出せない理由 http://diamond.jp/articles/-/76491
「IoTとは、“I”側のソフトウェア系の企業と“T”側のハードウェア系の企業が手をつなぐことだ。しかし、プラットフォーム普及の動きでもわかるように、リーダーシップを取るのはソフトウェア系の陣営だ。従って、ソフトウェア系の陣営に果敢に入り込む努力なしには、日本企業の存在は浮上しない」。
「逆説的になるが、日本企業が自信を持つ「ものづくり」領域に安住することなく、世界のソフトウェア陣営という異文化に果敢に挑戦することがIoT分野での地位を高め、結果として「ものづくり」企業の発展につながるのではないだろうか」。