●アインシュタイン以上のIQの少年 「大切なのは学びじゃない」

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●アインシュタイン以上のIQを持つ、自閉症の少年のスピーチ。「大切なのは学びじゃない」 http://tabi-labo.com/138951/jacob-barnett/
「ジョンソン、ニュートン、アインシュタイン。今日の話に登場した人たちは、天才なのでしょうか? 彼らは特別だったのでしょうか? 天才だったから、歴史に残る発見をしたのでしょうか? 違います。彼らのしたことは学ぶことを、考えることや創造することに変えたのです」。

●読書技術の進化史(1)音読から黙読へ http://nekonaga.hatenablog.com/entry/20150515/1431693000
読んで意味を理解するのと聴いて意味を理解するのはまったく別の能力。「音読と黙読は同じ「読書」といってもまったく異なる技術であり、それは表面的な違いではなく根本的な情報処理の仕方の違い」
たとえば、「聴覚は必ず「順を追って」一つの音ごとに認識する必要があるが、視覚の場合は一文字一文字をわざわざ追う必要がない」。

●頭脳にはウォーキングが必要だ http://www.lifehacker.jp/2015/07/150710long_walk.html
「将来のプロジェクトに関するものであろうと、既存の問題に対する革新的な解決策であろうと、アイデアは動き回っているときにひらめくもの」。

●ベネッセとソフトバンク、習熟度別のデジタル教材 米社と提携 http://resemom.jp/article/2015/07/08/25652.html
日本国内の学校に対しニュートン社が持つアダプティブラーニング(適応学習)ソリューションを提供していく。生徒それぞれの理解や習熟度、異なるニーズに合わせ、その生徒個人にとって最適化された学習問題の提供を行う仕組み。

●小学校 基礎・基本習熟プリント教材|基礎・基本習熟プリントパック  http://www.chieru.co.jp/products/printpack-basic/index.html
基礎・基本習熟のプリント教材と印刷コストを最大75%削減するプリントコントロールシステムのパッケージ。

●学研&講談社共同企画「子どもの読書実態調査」結果速報! 子どもの読書量と家庭内コミュニケーションに深い関係! http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000516.000002535.html
親の読書量が多いと、子どもの読書量も多い!→子どもの読書量が多いと、家族との会話も多い!→熱中していることの数が多いと、読書量も多い!(調査: 小学生白書Web版http://www.gakken.co.jp/kyouikusouken/whitepaper/201503/index.html



●KADOKAWA・DWANGO 教育事業開始 デジタルネイティブ時代の「ネットの高校」設立準備 http://info.kadokawadwango.co.jp/news_release/2015/0709/
デジタルネイティブ世代が夢見る理想の高校を目指す。「今不登校が問題ですが、学校に行っていない人って、おそらく『ニコ動』(ニコニコ動画)を見ていたり、角川のライトノベルを読んでいるのではないか。そう考えると、僕達だからこそ解決できることがあるんじゃないか」。
「ドワンゴも、最初はネットをやりすぎて社会からドロップアウトした人達を中心に創った会社だった(笑)。彼らは、社会生活を送る能力はないけど、ネットのものをつくるスキルはあった」。
2015年3月に沖縄県に学校設置等に係る計画書を提出し、現在審査中。2016年初春に「双方向学習WEBサービス」をリリース、春に「ネットの高校」開校予定。
(準備サイト: http://ed.kadokawadwango.co.jp/

●ResearchGate-リポジトリ機能を備えた研究者向けSNS http://current.ndl.go.jp/ca1848
3つの機能「Q&A(その分野の専門家から回答を得る)」「Publications(自分の手でDO付与が可能に)」「RG score(学術論文の影響度を評価する指標)」が優れもの。


●二人の高校生が始めた文献探しサイトImagine Easyが年間ユーザ1億を突破 http://jp.techcrunch.com/2015/07/16/20150715with-100-million-annual-users-imagine-easy-launches-a-new-research-tool-for-students/
「ScholarはEvernoteに似たエクステンションで、学生や生徒はいろんなWebサイトやPDFなどを総覧して、それらをまとめた情報をノートブックに記録する。論文本体はGoogle Docsで書いていき、そこに得られた情報や原典の引用を落としていく。教師はノートブックや原典にもアクセスできるので、自分の教え子の思考過程とワークフローをしっかり理解できる」。

●教育目標の分類体系 (taxonomy of educational objectives) http://www.ceser.hyogo-u.ac.jp/naritas/syllabus2004/taxonomy.ppt
知識は、知的能力や技能のレベル(思考)へと進んでいかなければならない。

★Educational Taxonomy https://www.bisg.org/educational-taxonomy
米国の書籍産業研究グループ(BISG:Book Industry Study Group)が、教育資源のための分類法を公開。

●なぜ日本の大学は、学生に甘い教育しかできないのか http://diamond.jp/articles/-/74694
「英国社会は現在でも階級社会である。王室があり貴族が存在し、政治家、ビジネスマン、学者など中流階級があり、労働者階級がいる。しかし、必ずしも「上下関係」ではない。むしろ「違う世界」に生きているという感じ」。
たとえば労働者階級に大学は無用の長物。世界が違うのだ。ここに大学が生徒に厳しく接する背景がある。
翻って日本は、みんなが大学に行き、卒業証書は上場企業就職の最低条件で、ここを外すと「彼らは、企業で終身雇用のステータスを得られず、「非正規雇用者」となるしかない。それはおそらく社会問題となって、大学は厳しいバッシングを受ける」。
卒業させるのは大学側の義務。卒業するのが学生側の義務である英国と180度違う環境がここにある。

●京大・山極総長が霊長類研究について講義 MOOCで世界配信 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1507/09/news127.html
現役の総長・学長が講師を務める講義をMOOCを通して正式に配信するのは、総合研究大学として世界初の試み。

●一生、学び続ける社会へ 社会人も大学やオンラインで http://benesse.jp/blog/20150710/p1.html
働きながら大学に通うのは容易なことではない。そこでICTの登場。それは国境を越えてでもやってくるサービスを含む。大学が提供するものとしては、JMOOC。海外大学ならMOOC。そして米国の企業が提供する「Udemy(ユーデミー)」。

●ICT 活用教育など情報化に対応した 著作物等の利用に関する調査研究 報告書 http://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/chosakuken/pdf/ict_katsuyo_hokokusho.pdf
「専門書や学術書の著作権管理を行う団体である JRRC や JCOPY では、教育目的における電子媒体複製等の許諾について、利用許諾を行っていない」。
「このため、ICT 活用教育において専門書や学術書を利用する場合は、その書籍を出版している出版社に許諾申請を行い、出版社が利用対象の著作物について著作権を持っていない場合は、出版社に著作権者を問い合わせたり、利用者自身で著作権者を調査したりした上で、その著作者に直接許諾申請を行う必要があることから、権利処理の負担が大きい」。

●点字が浮き上がる。目が不自由な人のためのタブレット登場 http://www.digimonostation.jp/news-trend/mobile/id28166
単なる点字によるテキストリーダー端末にとどまらず、ユーザーがメモを取ったりテキスト編集を行うといった生産的な作業ができるのが特徴。コンセプトは「視覚障害者が仕事を持って自立することを支援する」。「BLITAB」