ピケティ用語集

●古いスマホやタブレットが「自宅警備員」になるIoT

C:技術で/技術が/技術を(ICT:社会・法・制度論と技術文化論)

●古いスマホやタブレットが「自宅警備員」になるIoT http://nge.jp/2015/06/08/post-106573
今使っているスマホ(以下タブレットでも同じ議論)と、もう使わなくなったスマホ。この2台に、無料のアプリ『Presence』をインストール。古いスマホのプリを起動しカメラモードに、そのまま室内の玄関や裏口などが見える位置にセットする。これだけで、通常使っている現役のスマホやタブレットで、外出先から誰が家に入ってきたか見えるようになる。画期的。

●IoTでは「システム」が価値を生む 日本企業の「ハード重視」は危険 日の丸IoTの成否 http://diamond.jp/articles/-/73017
IoTで人工知能がディープ・ラーニングするための元データがふんだんに入手できる。入手したデータを機械学習に使えると、人工知能の発達と研究に資する、世界的にそういう構図の時代に突入している。
ところが人工知能の研究に関して、ディープラーニングについていえば日本は遅れを取っている。ただ、研究の質や研究者人口の面では世界的に優位なポジションにあり、企業の関心も高いといえる。しかし、人工知能に過度な期待をしている場合もあるので、できることとできないことを区別することがまず重要。
そしてなにより、「システム」を握ること、データを活用してサービス型のビジネスに転換していくこと。そこに早く気づけ、日本企業。


●インタビュー&トーク - 「ビッグデータのハブになる、IoT向けデータ収集ツールも強化」 http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/interview/14/262522/060800164/
日本人3人が米シリコンバレーで2011年に起業し、ビッグデータの処理基盤をクラウドで提供する米Treasure Data社。「膨大なデータを簡単にためられて、思い付いたときにSQLで必要なデータを抜き出し、Excelなどでも分析できる。そんなビッグデータのハブになるのが目標」。

●日本製造業の優位性を奪う「デジタル化」の脅威 日の丸IoTの成否(2) http://diamond.jp/articles/-/72943
「オープン」に旗指物を立てよ! 日本企業の現状はどうか?「アナログ時代の成功体験を引きずっているために、オープン・イノベーションができない」。デジタル化がモノ作りの世界観を180度回転させたことに早く気づくべし、と。
「仮に日本企業が高い世界シェアを持つ分野において、競合する欧米企業やアジア企業がオープン・イノベーション戦略を取ったらどうなるだろう。オープン・イノベーションで日に日に「進化する機器」との間の競争を、 「(日本型)進化しない機器」は強いられ、パソコンやスマートフォンと同じ結果を招く危険性がある」。


●IoTでは地の利を生かしたエコシステム形成が重要--IDC調査 http://japan.zdnet.com/article/35065730/
国内IoT(Internet of Things)市場のグローバル主要事業者分析結果。IDCではIoTを「IP接続による通信を、人の介在なしにローカルまたはグローバルに行うことができる識別可能なエッジデバイス(モノ)からなるネットワークのネットワーク」と定義。

●グーグルとアマゾン、「DNA解析」を巡って熱戦 http://toyokeizai.net/articles/-/72391
オープン・イノベーション(それが世界に開いたものから、グローバルに展開する子会社群空間に対するものであっても)を具体化するには、データがクラウドに集約されている方が良い、と判断する企業が増えている。とりわけ、ゲノム解析の世界で。
「Amazon Web Servicesのデータサイエンス部長、マット・ウッド氏は、現在のゲノムクラウドへの需要を「パーフェクトストーム」と捉えている。生成されるデータの量に比例して、共同研究の必要性と、ゲノム科学を臨床ケアに取り入れる動きが高まっているのだ。クラウドへのアクセスがなければ、現代のゲノム科学は停止してしまうだろうとDNAやデータの専門家は言う」。

●IoTを巡る壮大な懐疑論 http://wirelesswire.jp/2015/06/31335/
IoTへの懐疑論。「サービスにお金を払っていないのだから、我々は顧客ではない――我々の方が商品なのだ」。「Google、Facebook、Amazon、Apple、そしてマイクロソフトというインターネットのオペレーティングシステムを握る「ビッグ5」。
IoT が実現するのは、無線ブロードバンドによるデジタル監視を通じた汎用自動化システムであって、これからより大きなビジネス、さらなる支配を実現するための覇権を巡るビッグ5の壮大な闘いが始まる」。21世紀で最大の贅沢はオフラインに浸れる生活なのかもしれない。


●人工知能テクノロジーの現状と可能性 http://www.worksight.jp/issues/607.html
2020年ごろまでは、「ニュースネタ」でしかない状態が続くかもしれない。しかし、2030年ごろには社会に対し根本的な変革が実感されてくるだろう。
そのときまでに、人間の尊厳を守るため、人工知能のあり方を社会全体で考えることが重要、と。それは「仕事が奪われる」といった側面だけでなく、たとえば、「人工知能」に対して人間が恋をするような状況を作り出していいか、といったとてもデリケートな「こころ」や「感情」の問題領域も含まれてくる。

●中国百度がルール違反で世界的AI(人工知能)コンテストに出場禁止: 背景にあるのは米中の過剰な競争意識か http://gendai.ismedia.jp/articles/-/43680
グーグルやマイクロソフト、さらにはフェイスブックやアップル、IBMなど世界的なIT企業がディープラーニングに注目。
「優れた人材をかき集めるのに必死だ。あまりに加熱する人材獲得競争によって、この分野の第一線で活躍する研究者に米IT企業が支払う給与は「NFLプレイヤー並みの水準」に達したとの見方もある」。

●アップルの音楽事業、独禁法抵触の疑いで調査--ユニバーサルミュージックは結託を否定 http://japan.cnet.com/news/business/35065753/
音楽ストリーミング市場の中で、広告モデル(ユーザヘは無料で広告収入がコストを回収)と、◯◯放題モデル(月額定額で聞き放題)とがしのぎを削っている。

●欧州委、アマゾン電子書籍事業を競争法違反で調査 http://jp.wsj.com/articles/SB11793851007525823752504581041432926577672
欧州委は、アマゾンが出版社と結んでいる契約の一部条項を問題視している。契約には、出版社がアマゾンの競合会社と有利な条件で契約した場合に、アマゾンへの通知を義務付ける条項が盛り込まれている。